Last updated on 2022年2月25日
WordPress を企画ネタに始めた連載の第2回目、
[同時進行企画] (1) WordPressでウェブサイトを構築してみる
WordPressを動かすホスティングサービスと同じ環境を自宅に作ります。
環境を手元に持つことで、公開する前のプラグインの動作確認や、環境を含めたバックアップに使うためです。
ホスティングサービスの環境のスペックを調べる
今は Lunarpages のホスティングサービスを使っています。データセンターは US にあります。
使っている OS は Linux。WordPress はプロバイダが提供するインストーラを利用しました。自動更新にしているので WordPress 本体のバージョンは最新です。
MySQL や PHP のバージョンは気にせずに進めて、手元の環境と動きが違っておかしくなった場合は調べることにします(大雑把!)。
ところで LunarPages は数年前から利用していますが、ひと月 5ドルで、すべてオンラインで手続きができて、ドメイン名の設定も簡単で無料です(ドメイン登録料とは別です)。MySQL や PHP が最初から利用できて、さらに WordPress やショッピングカートのインストーラも提供されていて便利です。
OS は Linux か Windows、シェア型か VPS (料金は上がります)を選択できたのですが、昨年 HostPapa という別のプロバイダに買収されて Linux だけになったようです。
仮想サーバーを立てる
昔は違う OS だと物理的にサーバーを立てる必要がありましたが、今は仮想化やUSBブートで簡単に新しい環境を立てることができます。
Windows PC に VirtualBox で Ubuntu の仮想マシンを立てました。
そこに Apache、MySQL、PHP をインストールしていわゆる LAMP 環境を揃えて、WordPress をインストールします。
OrangePi を使ってみる
仮想サーバーとは別に、RaspberryPi と同じコンセプト(というかパ〇リ?)の OrangePi が手元にあるので、これに Armbian OS を入れて WordPress サーバーを立ててみました。
USBチャージャーでつけっぱなしにできるのでこれも試してみます。
WordPress をコピーする
WordPress を丸ごと Duplicator プラグイン (外部サイト)でコピーします。復元のときに MySQL の設定が違うと動かないのでメモしておきます。
VirtualBox の Ubuntu には、空の WordPress に Duplicator だけをインストールしておきます。
コピーした WordPress のファイルを読める場所において、Duplicator で復元します。
OrangePi でも同じ手順で復元しました。
結論、WordPress のダッシュボードで編集した方がはかどる
しばらく手元の WordPress をステージング環境として、公開サーバーにコンテンツを置く前に使ってみました。
結論としては、ステージング環境は必要ないですね。
コンテンツにまずいところがあったら WordPress で下書きに変更して直せば済みます。
バックアップとしての使い方はありそうです。