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東京23区の新型コロナの蔓延状況について

時事ネタですが、 日本で感染が広がりだした時から気になっているのに、マスコミやネットでまったく触れられていない点を書いておきます。

よくいわれることですが、ウイルスは自分で感染するのではなく、人がウイルスを運んで他の人に感染させるのですね。

そうなると、かからない、うつさないためには自分の行動範囲だけでなく、世の中の人々が自分の近くに移動してくる範囲でどのような状況かが気になります。

私は東京に住んでいるので、人の往来の範囲としてまずは23区の状況が一番身近な範囲になります。

東京都が4月から始めた区ごとの感染状況を毎日チェックしています。

そこで、感染者数の動きを見ているのですが、その数字をどう解釈すればいいかが大切なんですね。

ですが、マスコミやネット検索でそういった情報は見当たらないですね。出てくるのは発表のコピーばかりで。

例えば、世田谷区の感染者が一番多いことが話題になっていますが、世田谷区って広いですよね。自分の周りにどれだけ感染者がいるのかを空間的に考えると、面積当たりの感染者数でいったらそれほどでもない気がします。

区によって人口も違うし面積も違う、さらにオフィス街、繁華街、住宅街では昼と夜の人の数と往来が著しく違いますから。

こういった観点で分析した情報がないかなと思います。考えている人はいるはずなのに。

データ分析の記事としては、 違う観点ですが最近NHKが男女別、年代別の分析を出しのが唯一ではないでしょうか。

そういえば、うちにもマスクが届きました。このマスクの配布は感染者の多いエリアからと報道にありましたが、その基準などっち(単純な感染者数なのか密度なのか)なんでしょうね。

ここからは、私自身の分析と評価です。簡単な分析だし、これを他の人に強く主張しようとは思いませんが、考えるきっかけになったらいいなと思います。

下の表は、東京23区の累積感染者数で、2020年5月3日時点の数字をもとに、区ごとの人口と面積に従って10万人当たりと1km2当たりの感染者数を算出したものです。

10万人当たりの感染者数の多い順に並べました。

区ごとの人口と面積は東京都のホームページから取りました。人口は今年1月1日現在の住民登録に基づいています。仕事で他の地域から通ってくる人や、他の地域に通う人がいるので、その補正が必要だと思いますがデータが手に入りませんでした。非常に単純な表ですが、それでも傾向を捉えるには役に立つと思います。

2020年5月3日
感染者数 (人)
10万人当たり
感染者数 (人)
1km2当たり
感染者数(人)
128510914
2新宿3299418
3渋谷1607011
4中央89539
5中野1665011
6千代田30453
7目黒128459
8世田谷406447
9品川174438
10豊島1244310
11墨田116428
12台東75377
13杉並202356
14文京63286
15大田191263
16練馬187254
17江東126243
18葛飾109233
1975214
20荒川45214
21江戸川121172
22板橋97173
23足立112162

感染者の人口当たりでも面積当たりでも、一番「密度」が高いのは港区です。次に新宿区、渋谷区と高いレベルで続いています。トップ3という見方もできると思います。

第2集団は、中央区から杉並区まで、10万人当たり40人~50人の範囲にある地域ではないでしょうか。

残りが第3集団という感じです。

グラフにするとよくわかります。

2020年5月3日時点

面積も考えるとさらに深まります。例えば、千代田区は人口当たりの感染者数は上位ですが、この区は皇居があって広いんですね。なので空間的な密度でいうと低くなります。

かといって、安心できるものではなく、この区は人の住んでいるエリアがかなり偏っているので、そこでの感染者の密度はさらに高い可能性があるということなんですね。

さらに、白地図に色付けしてみました。

濃い色ほど密度が高いことを示しています。

地図グラフの作成に、「白地図ぬりぬり-地図グラフの制作ツール」を使わせていただきました。ありがとうございます。

ランニングするときに、3つの区をまたがることがよくあります。地域ごとの違いも頭に浮かびます。

とはいえ、区を跨いだらペースを変えるとかマスクを二重にしたりなんてことはしないし、どの地域であっても3密を避ける基本は変わらないですね。

くれぐれも、かからない、うつさないように用心しましょう。

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